買主の為の「賢い住宅購入術」

家を買おうと思ったら、まず最初に何をすればいいの?ポイントと5つの行動STEP

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約7分

家を買おうかなと思ったら、あなたはまず何から始めますか?

先日お会いしました34歳のA様は、
二人目の子供が産まれ、今の間取りでは手狭になったのをきっかけに住宅購入を検討され始めました。そんなA様が弊社に来られる前に、経験された実例を見てみましょう!

A様が最初に考えたこと

・家を買ったら月々どのぐらいの負担になるのか?
・そもそも自分は住宅ローンを組めるのだろうか・・、どのぐらい借りれるのか・・?
・出来たら今の家賃負担と変わらないぐらいの支払いで購入出来たら理想だけど・・
・そもそも家は何を基準にどう選べばいいのか?
・高い買い物だから失敗したくない
・なにから始めればいいのか?
等いろいろ疑問が生じてくる・・

A様が最初に行動したこと

とりあえず今の住んでいる周辺の住宅って買ったらどのぐらいするのか

「SUUMO 」などの不動産ポータルサイトで自宅周辺の不動産を探してみる。
→70㎡の3LDKで4,880万
 『意外とするんだなぁ・・。』

ポータルサイトでこの物件を購入した場合、変動金利(最大優遇金利)月々132,700円とある

これに付け加え管理費・修繕積立金の合計27,500円のランニング、合計約16万円
『ちょっと毎月の支払いが重たい・・』
『毎月の支払い額をもう少し抑えたいから、4500万円ぐらいまでで他にいい物件はないかな?』

ポータルサイトで、さらに検索。

→駅13分と少し距離があるが築年数もまだ5年と浅いのでこれがいいのでは・・
頭で考えていてもよくわからないから、
とりあえず一度見に行ってみよう!

物件情報を載せている不動産会社に問い合わせをして内見をしてみる。

内見してみたら

実際に見に行ってみると、今の賃貸より広くて快適、間取りも陽当たりも悪くない。
ディスポーザーなどの最新の設備も入っている!
月々の管理費や修繕積立金のランニングも16,850円と安い。
妻も喜んでいるし、意外と良いかもしれない!
(内心盛り上がる・・。)

A様
でもまだ見始めたばかりだからなぁ・・。他にも良いのがあるかもしれない。
営業マン
「他の人も検討しているので、早く決めないと無くなりますよ!」
A様
確かに悪くはなさそうだが・・・、
本日初めてみたばかりなので、すぐに決めれないよ・・。
営業マン
「南向きで陽当たりも良く希少性があり、いい物件です!バスに乗れば約6分で駅まで行けます。どうですか。月々にしますと、〇〇円ぐらいの支払いで・・」
A様
確かに買えない金額でもないが、不動産の営業マンはいいことしか言わないそもそも駅から上り坂で13分の物件ってどうなんだこの価格は妥当なのか、高いのか・・良くわからない (~_~;)

その日は営業マンを何とか振り切って家に帰ったが、翌日すぐに電話が掛かってくる。

営業マン
「先日の物件はいかがでしょうか?早くご決断頂かないと売れてなくなってしまいます。」
A様
まだよくわからないのにガンガンに勧めてくる、こちらの事情を汲み取ってくれない営業マンがだんだん嫌になり、不動産業者に対して不信な感情が徐々に芽生えてきた・・

これはA様が特別な経験をしたのではありません。
数々のお客様を見て来て、このような経験をされているお客様は意外と多いのです。

なぜ、こうなってしまうのでしょうか・・?

決してあなたが悪いわけではありません。

最初に何をすればいいのか分からないので、ほとんどの方が、ネットで物件情報をみてとりあえずその物件を見に行ってみるのですが、そこで待ち構えている営業マンは売るのが仕事なので当然勧めてくるのです。

問題は、住宅購入を「賃貸を探す」時と同じような感覚で、計画なくとりあえず最初に「物件を探し見にいってしまう」その事原因なのです。

では、どうすればよいのでしょうか?

闇雲に物件を見に行くのではなく、
まずは、最初に「家の買い方」をきちんと学ぶ事が重要です。
そして、あなたの事を真剣に考えてくれる不動産会社を探し、プロに相談して今後の方向を決めていく事です。

★家探し、オススメの手順

―――――――――――――――――――
1. 家の買い方を学ぶ
2. きちんと相談に乗ってくれる買主目線の不動産会社を探す
3. 一緒に資金計画をたてる
4. 狙っていくエリアを定める
5. 具体的な物件を見ていく

―――――――――――――――――――

必ずしも上記順序でないと失敗するという事ではありませんが、特に1と2が重要です。
この手順をきちんと踏むことにより、より賢い住宅購入の近道となるでしょう!

今回は、最初の「家の買い方を学ぶについて、もう少し詳しく述べたいと思います。

★家の買い方について、
どんなことを知っておくとよいでしょうか?

例えば・・・

  • 今後の人口減家余りの時代に家を買う時の注意点
  • どんな基準で家を選べばよいか
  • 買わない方がよいエリアや物件とは
  • 不動産業界の仕組み
  • どういう不動産会社を選べば良いのか
  • 住宅ローン選ぶ基準は
  • 知らないと損する減税制度とは
  • 今後の人口減家余りの時代に家を買う時の注意点
  • どんな基準で家を選べばよいか
  • 買わない方がよいエリアや物件とは
  • 不動産業界の仕組み
  • どういう不動産会社を選べば良いのか
  • 住宅ローン選ぶ基準は
  • 知らないと損する減税制度とは
  • 不動産購入の手続きの流れ

など挙げたら切がないですが、

大きく分けると次の4点

①家を購入することに対しての捉え方・考え方
②物件の選び方・見極め方
③住宅ローンを含むお金に関する知識
④購入手続きの流れ

では、「家の買い方」は実際に
どのように学べばよいのでしょうか。

いろんな方法はありますが、選択肢は大きく分けて2つの方法があります。

1つ目の選択肢

片っ端から情報をかき集めて読んで自分やってみるという方法です。今や大きめの本屋に行くと不動産にまつわるたくさんの本がズラリと並んでいます。家を買うためのノウハウ本がいくつか出ているため、ある程度独学で勉強出来るのです・・。またインターネットで検索してみても家購入のための膨大な情報が出てきます。その気になれば、時間をかけて、本を数冊読んだり、ネットでくまなく調べ勉強すればそれなりの知識が身につくでしょう!

2つ目の選択肢

それは・・、
最も効率的で、賢明な方法です。

それは、
あなたに代わって、我々プロに習う方法です。
独学でも学べるかもしれませんが、我々はこれを毎日の業としているため

・どういった物件が良くて、どういった物件を避けるべきか
・どういいた立地が良くて、どういった立地は避けるべきか
・どういった物件がリセールバリューが高いか
・どういった手順で探せば失敗しないか

→我々は当然熟知しているのです。

そこで

リニュアル仲介では、家を購入するうえで必要な考え方・知識・手順などを分かりやすくセミナーで体系的にお伝えしております。セミナーでは、家を購入するなら知っておきたい情報が満載です。

特に「不動産の資産価値」を重点にお伝えします。

これから人口減、家余りの時代になります。
コロナ禍、不動産の価格は上昇。
そんな時代に家を購入する場合に見落としてはいけない重要なポイント・考え方をお伝えし、具体的に何をしたらよいかをお伝えしていきます。

このセミナーは延べ350回以上開催しており、
ご参加頂きましたお客様の満足度の高いセミナーです。

独学でも学べるかもしれませんが、わざわざ時間と労力をかけずに、我々が体系的にわかりやすくお伝えしているセミナーです。


お気軽にご参加頂き、最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

執筆者のプロフィール

リニュアル仲介株式会社不動産事業部長NAKATA
1974年 京都生まれ。家業であった呉服業界できものの販売をしていた経歴をもつ。不動産業に転職後、品川区・大田区で地元不動産会社に勤務。賃貸や売買の仲介、買取り、その他管理業務などにも携わる。現在、全国550社を超えるリニュアル仲介FC本部パイロット店の責任者へ。
普段は主に、首都圏の中でも城南エリアを中心に活動しています。

不動産業界は消費者の方が住宅を購入する際に安心して購入できる環境がまだまだ少なく、情報が不透明な部分が多い。それを少しでも解消するべく、お客様から安心して購入できる、信頼のおける仲介を目指し、住宅購入者に徹底的に寄り添う「バイヤーズエージェント」として、日々奮闘中

消費者が安心して既存住宅を購入するために、
購入前の建物インスペクション(建物調査)、耐震診断、耐震補強の提案、瑕疵保険の付保など「必要不可欠な制度や仕組み」を利用した仲介、そして、今後の時代を見据え資産価値が下がりにくい不動産の「目利き」を得意とする。

リニュアル仲介株式会社 不動産事業部 部長
・宅地建物取引士
・住宅建築コーディネーター

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