買主の為の「賢い住宅購入術」

「IT重説+電子契約」|自宅から一歩も出ずに売買契約が完了! 

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新型コロナウィルス感染拡大防止のために、自宅購入・売却活動を控えていらっしゃるお客様も多い事かと思います。しかし、ゴールデンウィーク中のステイホームが呼びかけられていた時期でも、緊急事態宣言下でも契約がありましたのでその事例をレポートいたします。

売買契約と重要事項説明は従来、売主・売主仲介会社・買主・買主仲介会社の4者が重要事項説明に約2時間、売買契約に約1時間、個室で集合して3蜜を作る環境が当たり前でした。

IT重説とは

国土交通省では、宅地建物取引士が対面で行うとされている重要事項説明について、ITを活用することについて検討を行い、ITツールを利用する社会実験が行われています。ITツールとは「Zoom」等を指し、非接触で行います。この社会実験には全国で411社(5月21日現在)が参加しており、当社もその1社です。(採択事業者一覧 https://www.mlit.go.jp/common/001344086.pdf
個人を含む売買取引の社会実験は、令和元年10月1日8(火)~令和2年9月30日までの約1年間実施予定となりました。

今回IT重説を行った買主様(A様)は、赤ちゃんのいらっしゃる20台後半のご家族様でした。夫婦でのペアローンを組むことから、夫婦そろっての契約となります。緊急事態宣言の最中、赤ちゃんを連れ家族全員で電車を乗っての外出することへのストレス、時間的にも費用的にもそして何よりコロナ感染リスクという精神的ストレス考えても、A様にとって、この「IT重説」は、まさに願ってもない機会でした。

「IT重説」を利用したお客様の感想

自宅から一歩も出ずとも売買契約が完了したA様ご夫婦
「IT重説」と「電子契約」を利用してみての感想をこう頂きました。

A様
小さい子供がいる家族にとって、自宅にいながら、不動産売買契約が出来るというのは、本当に助かりました!! 自宅だったので、赤ちゃんがいても安心しながら出来ました。しかも、コロナ感染リスクを考えるとわざわざ外出しないで済んだので、精神的ストレスを感じず、このIT重説は願ったり叶かなったりでした。!!

今回IT重説に社会実験に参画頂きました買主様(A様)は、赤ちゃんのいらっしゃる20台後半のご家族様でした。夫婦でのペアローンを組むことから、夫婦そろっての契約となります。緊急事態宣言の最中、赤ちゃんを連れ家族全員で電車を乗っての外出することへのストレス、時間的にも費用的にもそして何よりコロナ感染リスクという精神的ストレス考えても、A様にとって、この「IT重説」は、まさに願ってもない機会でした。

また、リニュアル仲介では、「IT重説」と並行して、売買契約を「電子契約(※)」という形で進め、今回A様は不動産会社に行くことなく重要事項説明および売買契約締結までを自宅で完了させました。

印紙が不要になる「電子契約」

「電子契約」とは、紙ではなくWEB上で、契約成立の証拠として、電子署名やタイムスタンプを付与した電子ファイルを利用するもので、最近、小澤征悦さんがハンコに別れを告げるCMにもある「クラウドサイン」等があります。今回は、この「クラウドサイン」を利用しました。電子契約を利用すれば、重要事項説明から売買契約まで、誰とも接触することなく成立させることができるのです。

電子契約には、もう一つ大きなメリットがあります。例えば、5千万円を超え1億円以下の物件の売買契約の場合、印紙が6万円(現在軽減措置中の為3万円)必要なのですが、電子契約の場合これが不要になるのです。3万円から6万円も浮いたら、美味しい食事を3回くらい食べられますね。

新しい仲介の在り方 「IT重説」+「電子契約」

今回のコロナ危機の深刻化・長期化により、遠隔で非接触での契約は、新しい仲介の在り方として、「IT重説」や「電子契約」の利用は今後一気に加速してくる可能性が高いと実感しました。

もちろん、売主様や、売主仲介業者の同意が前提となり、そして何よりも皆様の取引の安全が大前提です。全ての不動産取引がこの形式になるということではありませんが、リニュアル仲介では、購入前の「WEBでの個別相談」はもちろん、「IT重説」・「電子契約」等、ユーザー皆様のご要望に柔軟に対応し、いち早く皆様にご案内してまいります。

以上、不動産エージェント中田でした。

執筆者のプロフィール

リニュアル仲介株式会社不動産事業部長NAKATA
1974年 京都生まれ。家業であった呉服業界できものの販売をしていた経歴をもつ。不動産業に転職後、品川区・大田区で地元不動産会社に勤務。賃貸や売買の仲介、買取り、その他管理業務などにも携わる。現在、全国550社を超えるリニュアル仲介FC本部パイロット店の責任者へ。
普段は主に、首都圏の中でも城南エリアを中心に活動しています。

不動産業界は消費者の方が住宅を購入する際に安心して購入できる環境がまだまだ少なく、情報が不透明な部分が多い。それを少しでも解消するべく、お客様から安心して購入できる、信頼のおける仲介を目指し、住宅購入者に徹底的に寄り添う「バイヤーズエージェント」として、日々奮闘中

消費者が安心して既存住宅を購入するために、
購入前の建物インスペクション(建物調査)、耐震診断、耐震補強の提案、瑕疵保険の付保など「必要不可欠な制度や仕組み」を利用した仲介、そして、今後の時代を見据え資産価値が下がりにくい不動産の「目利き」を得意とする。

リニュアル仲介株式会社 不動産事業部 部長
・宅地建物取引士
・住宅建築コーディネーター
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