買主の為の「賢い住宅購入術」

・コロナ特需は終焉しても、下がらない新築価格 中古市場は今後どうなる?

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今から家の購入を検討されている方にとって、不動産の価格は気になるところ。

ロシアのウクライナ侵攻による世界的物価上昇米国金利の引き上げ円安ドル高が進み、今後の不動産市況はどうなっていくのか?

昨日、5月13日に東日本不動産流通機構が発表した4月の不動産流通市場動向のデーターによると、不動産の成約㎡単価前年比プラス16.3%の2桁上昇となり、2020年5月から24ヵ月連続上昇、そして、成約専有面積は、63.50㎡と前年比で1.9%縮小となりました。

(東日本不動産流通機構 月例速報2022年4月度)

2020年4月の最初の緊急事態宣言が出る前までは、不動産市況はあまり良くなかったのですが、緊急事態宣言後の6月以降からコロナ特需で不動産市況は賑わい、一気に上昇。実際の購入価格は、コロナ前より1割~3割以上昇している。現在は、中古マーケットはトレンドに入り24ヵ月連続前年同月比上回っている状況です。

今後も上がり続ける新築住宅価格!

新築価格は下がりそうにありません。売れ行きに関係なく、仕入れ価格は高騰しているからです。不動産価格は、仕入れ費用(仕入れとは土地価格のことで、マンション・戸建てともに価格は上昇している)、原材料費や設備費用の高騰で値上り圧力にさらされており、これに加えて、人手不足と資材・設備の供給の滞りで、建築単価も上昇しています。

当面、価格が下がる材料が見当たりません。新築マンションは、竣工するまでに約2年近くかかることを考慮すると、ここ1~2年先の新築価格は高止まりが確定しています。

マンションという資産の価格は、世界的に上昇しており、世界のマーケットからすれば、日本の不動産はまだ安いと言われています。

日本は外国人の入国制限緩和にも動いており、海外の投資家が今後日本の不動産を購入していくことも考えられ、まだまだ上昇する可能性は否めない状況です。

中古マーケットは 今後どうなっていく?

上記のように、新築住宅の価格は高止まりが決定しており、それに合わせて中古住宅の価格もつられる形となります。そして、日本の金利が大きく利上げされない限り、中古市場の価格も高止まりが予想されています

「購入を先延ばしにする人」がますます取り残される

私は、この数年間、この不動産価格上昇により購入を待てば待つほど買えなくなっていく人をたくさん見てきました。今のところ、大きく下がる材料が少ない不動産市場では、購入を検討している人こそ、購入のタイミングを真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

「どんな物件」を「どのような手順」で選んでいけばよいのか?

現在、良い物件はすぐに売れてしまっている状況です。
(早ければ、売り出しから2週間程度で成約していきます。)

不動産価格が上昇している局面では、良い物件は価格交渉が難しいケースが多いですが、高値買いは避けたいところ・・・。即断即決は必要なものの、何となく購入しては将来の家計に大きく影響してしまうのが不動産。

不動産を購入する前には、
物件の資産性建物の管理状況安全面・及び価格の妥当性を探り、物件を見極める必要あります。

どんなことに気を付けて、物件を選ぶ必要があるのか?
その選び方基準、そして具体的な購入法方
SelFinご利用者にWEBセミナーにて凝縮してお伝えする事にしました!

お話しする内容の一部をご紹介しますと、
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・「資産形成」として考えるマイホーム購入
・不動産の「3つの価値」を意識する
・プロはココを見る!
 プロが買いたくなる物件の特徴は?
・価格が下がりにくいマンションの特徴とは?
・外してはいけない、場所選びのポイント
・良い物件を見つける3つのコツ
・人気物件の購入するために絶対に欠かせない準備とは?
・住宅ローン、借入する上での重要な考え方 
 etc
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執筆者のプロフィール

リニュアル仲介株式会社不動産事業部長NAKATA
1974年 京都生まれ。家業であった呉服業界できものの販売をしていた経歴をもつ。不動産業に転職後、品川区・大田区で地元不動産会社に勤務。賃貸や売買の仲介、買取り、その他管理業務などにも携わる。現在、全国550社を超えるリニュアル仲介FC本部パイロット店の責任者へ。
普段は主に、首都圏の中でも城南エリアを中心に活動しています。

不動産業界は消費者の方が住宅を購入する際に安心して購入できる環境がまだまだ少なく、情報が不透明な部分が多い。それを少しでも解消するべく、お客様から安心して購入できる、信頼のおける仲介を目指し、住宅購入者に徹底的に寄り添う「バイヤーズエージェント」として、日々奮闘中

消費者が安心して既存住宅を購入するために、
購入前の建物インスペクション(建物調査)、耐震診断、耐震補強の提案、瑕疵保険の付保など「必要不可欠な制度や仕組み」を利用した仲介、そして、今後の時代を見据え資産価値が下がりにくい不動産の「目利き」を得意とする。

リニュアル仲介株式会社 不動産事業部 部長
・宅地建物取引士
・住宅建築コーディネーター
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