不動産エージェント中田です。
緊急事態宣言の最中、こんなことがありました…。
この緊急事態宣言中、非接触・非対面の世の中、
弊社でも「WEB相談」を受け付けたところ多数のお申し込みを頂きました。
「家にいる時間も長いから、こんな時にいろいろ専門家に相談してみたい」という方が多くて、私も少し驚く程です。
そんな中、WEB相談をした上で、すぐに内見したいというお客様がいらっしゃったので、早速その週末に内見予約をすることに。
その物件を早速調べてみると、どうやらその物件は一年以上売れていないことが判明。
内見に行く前に、築年数、駅距離、広さ、立地、価格等を考慮して、なんでこの物件がそんなに売れていないか不思議に思いました・・。
とはいえ、
一年以上売れていない理由は必ずあるはず、
と思いながら内見の申込みをしてみると、
なんと、
その週末に7組も内見申込みが入っている!!
この仕事をしていると毎回思う
『ずっと売れていなかったのに、自分のお客様が検討し始めた頃に限って、なぜこう重なるのか・・・』
悩んでも仕方ないので、その状況を踏まえてとりあえず行ってみることに…。
現地に行ってみると、多少の劣化事象がみられるものの正直建物は悪くない、どころかむしろ良い!!
駅からも徒歩10分、行く前から予想していましたが…、
売れなかった最大の理由は…間違いない!!
駅からの道中のこの「急な坂」である
こちらの物件の最初の売り出し価格は6000万円を超えていました。
売主様が拘って建てた家と気持ちはわかりますが、「これはさすがに高すぎる!!」
こちらの物件は、中々売れないので仕方なく徐々に価格を下げていった模様。
その証拠に現地に行くと、過去の販売図面(チラシ)が置いてありましたが、
価格の推移が
⇒4980万円
⇒4750万円
⇒4600万円
⇒4380万円
⇒4250万円
様々な価格のチラシが置いてありました。
現在の売値は、3980万円 です!
大台の4000万円切ったから、コロナ禍でもこれだけ内見が重なったんだと悟りました。
気に入った場合、『早く判断しないと買いたくても買えなくなる可能性が高い』と焦りつつ、私は外壁や屋根の劣化状況の確認をメインに確認・・。主に修復した方がよい箇所のチェック。
あとは、「買うか買わないか」の判断、
仮に買うと判断したとしてもA様が他の人よりも早く買えるかどうか
翌日の月曜日、売主仲介業者に電話してみると、
中田さんが内見していた頃に買付が入り、そのあともう一つ入りました。
すぐにA様に連絡し、買付を急遽入れましたが、順番は3番手の買付
売主様に買付3組分確認してもらったところ、条件がほぼ変わらないので最初の方と契約するという流れになりました。
立地、築年数、広さ、グレード、価格等々、総合的に判断しても、お得な物件だったので、いざ買えないとなると本当に悔しいものです。今回のような1年以上売れていない物件でというのは、珍しいですが、このように買付が複数重なるケースは、私は年間何度も遭遇しますので、決して珍しくはないのです!皆さんもご注意ください。
逆に、こんな時だからこそ、とても良い条件で取引が出来たケースも今月経験しています。
また皆さんに色んな事例をシェア出来ればと思います…。
宣言解除後 チャンスあり⁉ 事前準備を!!
私は、皆さんのお住い探しを急かすつもりは全くありません。だから、以下は「良い物件がお得に買えるかもしれない」そんな中住宅を検討したい人だけ読み進めて下さい。
緊急事態宣言解除後、不動産はどうなるのか。
そして、今から購入検討する方はどうすればよいのか。
▼【長期スパン】でみれば
不動産の価格はここ3年間ぐらいかけて緩やかに下がっていく傾向になるといってよい。
もちろんそのような世の中になってから、購入してもあなたの自由!
ただし、3年分の賃料、金利、年齢、収入等総合的にはそれが良いとは限らない。
ハイパーインフレになれば、不動産が買えなくなる!?
▼【短期スパン】でみれば、
交渉しやすい絶好のタイミングである!
狙いを定めて動ければ、お得に買える!?
あなたはどうだろうか・・・
こんなタイミングで動きたい方は、
みんなが動き出す前アドバンテージを取る必要があるため、今すぐ準備される事をお勧めします!
【P.S】
もし、あなたが、このようなお得な物件を手に入れたいと思っているのならば、まずは、宣言解除後の今何をすべきか知っておくことをオススメします。
これは今このタイミングが重要です!
ご興味がある方はこちらをどうぞ!